「痛いよー!父ちゃん助けてー!」と嫁が泣き叫んで電話してきた!!

それは、突然でした。

2023年5月某日。

夏に控えた
息子のアメリカ留学に備えて

色んなワクチンを打つ必要があるので

僕と息子、
2人で病院に行ってました。

(全然、知らなかったのですが、海外への長期留学には色んなワクチンを打つ必要があるのです)

その帰り道です。

家族用のグループLINEで呼び出しが…

テケテケテロリーン

僕は車を運転していたので

息子がLINE通話に出たところ…

痛いよー
痛いよー
お父さーん
早く帰って来てー

と嫁が泣き叫ぶ声が…

それまで息子と他愛のない話をしていたのですが…

一気に緊張が走りました。

息子が

「お母さん、どーしたん?何があったか説明して!説明できる?」


超心配して声をかける。

嫁は

「わからん!晩御飯の準備してたら急に横っ腹痛くなって、動かれへん」

「痛い!痛い!早く帰って来てー」

との事。

僕はそれを横で聞いていて

普段の嫁の言動から考えて、只事じゃないことを察知。

これはえらいこっちゃかもしれん。。。

家に帰るまで
10分ぐらいかかる…

家に戻ってから、
状況を判断して救急車を呼んでたら

その間も嫁は「痛み」&「不安」を感じ続けることになる…

僕は
即座に車を停めて
119に連絡。

事情を説明して
家に救急車を呼ぶ手配を済ませた。

そして家にいるはずの次男に連絡!

「何!?」

明らかに鬱陶しそうに通話に出る次男…

いや、お前!
それどころじゃないんだって!

彼はお風呂でYouTubeを大音量でかけてたみたいで

外で嫁が大声で「助けてー」と言ってるのに気づかなかったそうな…

僕が状況を説明したら

「え!!ウソん!?」


焦る次男。

即お風呂から出て、
びしょびしょのままフリチンで
嫁を見に行ってくれた。

電話越しに聞こえる次男の

「お母さん、大丈夫!?」

の声。

よし、

とりあえず、今するべき事は
全部できたはず。

次男に

ほな、お父さんも戻るから

救急車の人が来たら、玄関開けて対応しといてな!

そして再び、車を走らせ自宅へ。

その間も長男は

「お母さん、いける?もう戻るから頑張って!」

とLINE通話で嫁を励ます。

その様子を見て僕は、

あーこいつら(息子たち)
僕が子供の頃からずっと言い続けてきた教え

「お父さんのことはどーでもいいけど、お母さんに何かあったら、必ずお前ら二人で守ってあげろよ」

「もし、その約束をやぶったらしばくからな!」

と教育してきたこと。

ちゃんとできてるやんけ…

嫁の事は心配だが、
少し嬉しくなって涙が出た…。

(長男に気付かれないように…)

そんなこんなで
自宅到着!

救急車はまだ来ておらず。

長男に先に家に戻らせて

僕は救急車が来た時に誘導するために外で待った。

(僕んチは入り組んだややこしいところにあるので)

1~2分して

ピーポーピーポー

救急車が到着。

家に戻ると
風呂上がりでパジャマ姿の嫁が

息子二人に励まされながら

「痛いよー痛いよー」

「く」の字で横になって
痛みに耐え

泣き叫んでいた…

次の瞬間、
僕の頭はグルングルン回った。。。

え、普段、辛抱強い嫁が、

滅多に「痛い」とか言わない嫁が、

足の指を机の角にぶつけて
骨折した時も、あまり痛がらなかった嫁が!

こんなに痛がるって何事っ!?

そんなに横っ腹が痛いとか何?

内臓破裂!?

なんだ?
なんだ?

最悪、死ぬとかあるの?

え?嫁死んだらアカンねんけど!

困るんだけど!!

わし、まだまだコイツに恩返しできてないねんけど!

僕は冷静を装いながらも
かなり焦っていた…。

その間、救急隊員の人が

「ここが痛い?」

「背中から触ったら痛くない?」

嫁に2、3質問して

触診。

・・・

・・

一体、嫁の身体に
何が起こっているのだ!

キンチョーが走る空気の中!

救急隊員が放った一言

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「うーん、おそらく尿管結石かと、思われます」

・・・

・・

結石!?

結石ってあの

腎臓だかなんだかに石ができて

おしっこ出る時に痛い

みたいなヤツ?

僕は救急隊員さんに聞いた。

「はい、それです」

とのこと。

結石、、、

結石って…

とりあえず、痛みが続いているので

救急車に乗って病院へ行きましょう…

とのことで
救急車に乗る…。

最初に見た時は
死ぬほど痛がっていた嫁だが、

なんだか救急車に乗ってから

病院に着く頃には
だいぶ痛みが落ち着いてきたらしく

一安心。

CTや血液など
一通り、検査するので

僕は待合い室に。

その間に

「尿管結石」でググって調べていくと

脇腹を刺すような痛みが続く…と書かれていて

体験者の中には

「人生でMAX痛かった。あれ程の痛みを味わったことがない」

「マジで俺、このまま死ぬんやと思った」

などと
書かれていた。

さらに

原因として食生活

  • ブロッコリーや小松菜
  • チョコレート
  • アルコール

を摂取し過ぎ
などなどが書かれていて

普段から嫁が大好きで
常食しているもんばっかじゃんっていうラインナップ。

そして何よりも
水分の摂取量が少ないのが一番、良くないみたいで

夏前~夏にかけて

水分が不足する→結石になりやすい

となって

尿管結石の痛みが原因で
病院に運ばれてくる人が多いとのこと。

もう、全部、嫁のことじゃん!

って感じでした。

とにかく検査を終えて、対面した嫁は

ケロっとしていた。

「あー痛かった…」

「結石って恐ろし…」

と言っていた。

「まぁ、無事で良かったね…」

と一声かけた。

入院の必要もなく、
そのまま帰っていいとのことだったので

病院代を払って、
タクシーでお家に帰りました。

そして翌日、嫁にこちらをプレゼントしておきました

(病院でも結石の際に処方されるのがウラジロガシでかなり良いらしい)

いやー本当に何事もなくて良かったけども…

マジで焦りました。

特に「結石」とわかるまでは…

あの嫁の尋常じゃない痛がりっぷりは

絶対に

「内臓破裂以上の何か」

が起こっていてもおかしくない…

「嫁が死んでしまったらどうしよう?」

最悪の事も考えてしまいました。

そして、次々に頭に出てきた言葉

「俺はまだ嫁に恩返しができてない!」

「貧乏だった頃の俺を支えてくれた嫁に、まだまだええ想いさせれてないんだー!ちょっと待ってくれー!」

普段は口にしないし、

考えもしなかったけど

そういう自分の中の潜在意識に
気付けました。

人間、(嫁さんが)

いつまでも元気でいてくれると思ってたら

大間違いだな…と。

反省した。

嫁は

  • 早寝早起き
  • たばこ辞めた
  • 快食・快便・快眠
  • 隔日で30分のウォーキング

の自称・超健康おばさん。

病気なんて、まーしないんだろうな

なんて、考えが甘かった。

健康的に過ごしているから病気にならないは

大間違いで

病気なんてそもそも誰でもなりうることで。

(健康的な生活を送ってたら、確立が低くなるだけ)

今回はたまたま「結石」だったけども

ガンとかの

もっと重い病気だったら

マジで「死ぬ」ってことだってあり得る。

というか、

僕らはみんな

いつ死ぬのか

どう死ぬのか

なんて
選べない…

なのに油断して勝手に

「死なない」

「また明日が来る」

なんて

意外とノーテンキなこと言って
生きてるんだなー

って考えさせられた。

そうだ!

俺はあと20年、生きれるとか

10年、生きれるとか

なんの保証もない!

1時間後に心臓が止まってしまうことだって

0.01%の可能性で起こりえるのだ…

そう考えた時、僕は死ぬ間際に

「俺、全力で生きてきたかな?」

「本当にやりたいことやれたかな?」

「今日を一生懸命に生きたかな?」

その問いに

「おう!俺は常に一生懸命やったぜ!」

って言えるのだろうか…

と思った。

「まだまだ言えねーわ」

「全力で生きてないな…」

「情けないなー俺」

と思った。

今回の騒動で
1ミリでもいい

「今日を全力で頑張った!」

そう思える密度の高い日々を送らないとな…

危機感を感じた。

ということで

嫁が結石で救急車に運ばれたって話でした!

ではではー

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